奥の湯は、大湯沼と同様に日和山の爆裂火口跡の一部で「ふき」という円錐形の沼底から灰黒色の硫黄泉が激しく噴出しています。沼の表面温度は約75℃~85℃と高く、特に沼の手前と中央付近の噴出が激しく、煮えたぎる湯釜のようにも見えます。
- 名称
- 奥の湯 | 登別温泉の源泉
- 所在地
- 〒059-0551 北海道登別市登別温泉町
- URL
- https://goo.gl/maps/wAW6Z8Wy8P2iJ2RS7
奥の湯の爽快感といってらもう!
冬期間は閉鎖してしまうこと、雨では路面が悪くなるため徒歩で行くことは不向きではあります。その分、この散策路で奥の湯までたどり着いたときの爽快感は他では味わえないことでしょう
奥の湯は一度はアルイテみてほしい
最新の噴火は約200年前に日和山—大湯沼—裏地獄火口列で発生しています。歴史深い登別は北海道観光にはぜひ立ち寄ってほしい場所です。地獄谷などを巡ると今でも続く水蒸気爆発などを目の前で見ることができます。特に奥の湯までの散策路は、一度は歩いてみてほしい所です。
登別ってすごいところ
登別は北海道にある有数の温泉地の一つです。登別温泉の歴史は古くからあり、先住民族であるアイヌ民族もこの登別温泉を薬湯として利用していたようです。明治時代には温泉宿が設けられ、道路の開発が進み、対象には蒸気機関車や電車が整備されるなど、温泉を中心として発展した都市となりました。
約15,000年前に俱多楽(くったら)の西麓で始まった火山活動により日和山に溶岩ドームが形成されたと言われています。約8,000年前からは水蒸気爆発を繰り返したことにより大湯沼や奥の湯、地獄谷が形成されました。
そんなに激混みしてはない奥の湯
登別には沢山の観光スポットがありますが、奥の湯まで見に行く人は少ないのではないでしょうか。実際に行ってみると、意外と観光客はまばらです。
大湯沼とは違った魅力の奥の湯
大湯沼とは違った魅力が奥の湯にはあります。常にぐつぐつと煮えたぎる湖面と湯けむり、周囲に漂う硫黄臭は圧巻です。そして奥の湯は綺麗な乳白色。これが人工物ではなく、活火山の活動によって常にこの姿を保っているとは、地球の神秘を目の当たりにしてしまいます。展望台は柵でしっかり囲まれています。手で触れることができる場所もあり、実際に触れるとちょっと熱めのお風呂といった温度。五感を使って楽しめるのが奥の湯です。