奥の湯は、大湯沼と同様に日和山の爆裂火口跡の一部で「ふき」という円錐形の沼底から灰黒色の硫黄泉が激しく噴出しています。沼の表面温度は約75℃~85℃と高く、特に沼の手前と中央付近の噴出が激しく、煮えたぎる湯釜のようにも見えます。
- 名称
- 奥の湯 | 登別温泉の源泉
- 所在地
- 〒059-0551 北海道登別市登別温泉町
- URL
- https://goo.gl/maps/wAW6Z8Wy8P2iJ2RS7
結構迫力ある奥の湯
奥の湯の展望所には柵がありますので、間近にその迫力を体感できます。まっすぐ上ったり、カーブしたり、円状になったりと、立ち上る火山ガスは見ているだけでも面白さを感じます。
絶景の奥の湯
奥の湯は大湯沼に比べると一回り小さい池です。大きさはないけど、湯量が地獄谷よりも多く、地獄谷が山っぽさとするなら奥の湯は池がメインですね
さあ、いざ出発
地獄谷横からゲートをくぐり抜け登り坂を20分ノンストップで歩きます。途中きつめの登り坂、下り坂、木で作られた階段があります。登山に慣れている人には何ともないコースですが、不慣れな人には少々息切れしてしまうコースです。
しかし、けもの道ではなく整備は行き届いていますし、途中には案内板もあるので安心して歩けます。大湯沼展望台までくるとゴールは目前。この展望台から一望する大湯沼も、沼全体を見渡すことができる絶景スポットです。
さあいよいよ奥の湯です。起伏が多かったハイキングコースもここで終わり。ついに到着!奥の湯を上から眺める場所に着くと、ゴールした爽快感と、幻想的な風景に感動してしまいます。
奥の湯
大人の足で片道20分ほどかかる行程ですので、事前にトイレは済ませてから出発しましょう。また、途中には自動販売機などはありませんので飲み物や、お子様連れであれば手軽に食べれる飴などのおやつもあると良いでしょう。
駐車場もあるよ
駐車場のオープン時間は、毎日午前8時から午後5時、夏は午後5時30分頃までとなっています