奥の湯|登別温泉の源泉
奥の湯は、大湯沼と同様に日和山の爆裂火口跡の一部で「ふき」という円錐形の沼底から灰黒色の硫黄泉が激しく噴出しています。沼の表面温度は約75℃~85℃と高く、特に沼の手前と中央付近の噴出が激しく、煮えたぎる湯釜のようにも見えます。
名称
奥の湯 | 登別温泉の源泉
所在地
〒059-0551 北海道登別市登別温泉町
URL

奥の湯のエメラルドグリーン

表面がプツプツと泡がはじける様にして湯気が上がっているのを、目の前で見ることができます。まさに地獄の釜といった感じ。奥の湯の手前は板敷きのスペースになっているので、ここで記念撮影ができるようになっています。車で行ったので、写真を撮る時には、洗車グッズを入れるケースに登って撮影しました。上から撮ると、奥の湯のエメラルドグリーンと湯けむりが全体的に収まったので良かったです。

写真を撮るならだんぜん奥の湯

大湯沼と隣り合うようにしてあります。奥の湯のほうが圧倒的に小さいため、水面から立ち上る湯気までの距離が近く写真を撮るならこちらのほうが向いているなと感じました。柵で囲まれているので子供連れでも安心して見学できました。

景色でいえば奥の湯が一番良かった

春先に登別観光に行きました。地獄谷から遊歩道が伸びていて、まずは鉄泉池を見学。ふんわり香る鉄の匂いと火山ガスがもくもくと上がる山々に感動。マップを見ると、大湯沼などの景勝地まで歩いて行けることを知り、急遽歩いてみることにしました。思いのほかアップダウンがあり、場所によってはぬかるみもあります。スニーカーで行きましたが少々靴は汚れました。徒歩で行く人は少ないようで、すれ違う人もほぼいませんでした。歩いているうちに汗ばんできます。大湯沼や足湯にも行きましたが、景色でいえば奥の湯が一番良かったです。ボコボコと音を立てる沼の様子が目の前で見ることができて、来たかいがあったと満足しました。

丁度紅葉と新緑が混じっていてそれも綺麗

9月末に行きました。地獄谷は周囲が山に囲まれているのですが、丁度紅葉と新緑が混じっていてそれも綺麗でした。車でクネクネとした山道を行きますが、場所によっては対向車との距離感も近いので運転には注意が必要です。奥の湯でも紅葉が始まっていました。オレンジや赤に色づいた木々と乳白色の沼の色彩は見ごたえがありました。天気の良い日だったので、長袖一枚で観光できました。紅葉の見頃は10月中旬から下旬にかけてだそうです。この時期にはより一層紅葉が色づき、観光に来られる方も多いそうです。北海道の秋は気温の低いことも多いので上着は必要だと思います。今度はその時期に行ってみたいと思います。

子供連れで行きました

奥の湯から流れ出す溝に手を入れてみると、沸かし過ぎたお風呂くらいの温度です。大湯沼では直接池に触れることができないので、熱いね!と言いながら子供も楽しんでいました。思いのほか硫黄臭が強く、この臭いが苦手な人もいるかもしれません。子供にはハンカチを口元に当てて見学しました。タオルやハンカチがあるだけでも匂いが半減します。大湯沼に比べると小さい池ですが、こちらも見学してよかったです。

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