大湯沼|地獄谷の源!硫黄の泥泉が湧き出る光景
大湯沼は、地熱活動によって形成された温泉地です。周囲の泥湯とともに温泉が湧き出ており、周囲には湯煙が立ち上る様子が見られます。
温泉は硫黄成分を含んでおり、効能効果には美肌効果やリラクゼーション効果が期待されています。大湯沼周辺には、温泉施設や観光施設が充実しています。散策路が整備されており、散策しながら自然の風景を楽しむこともできます。
名称
大湯沼 | 登別温泉の源泉
所在地
〒059-0551 北海道登別市登別温泉町
URL

大湯沼から歩いてみた!

この徒歩が意外と大変。大湯沼からの帰り道はほぼ下り坂なので良かったのですが、地獄谷から徒歩で向かう場合はスニーカーを履くなどそれなりの装備が必要です。

整備された道ではありますが、山道なので途中で木の根が出ていたりと注意して歩いたほうが良いですよ。怪我をしては大変ですからね!

子供が乗りたいと言うのでオニスロに乗ってみた!

登別を事前に調べてみると、2023年から「オニスロ」という観光バスが走行開始されたことを知りました。子供たちに話すとカッコいい!乗ってみたい!と行く前からワクワクしています。登別温泉街のホテルには12時にチェックイン。荷物をホテルに預けて出発!

登別温泉地区の旅館にはオニスロのモニターが設置されているので、運行状況を確認できます。オニスロの凄いところは、バス停もあるのですが、走行中は運転手さんに手をあげればタクシーのように停車してくれる所。私たちもあえてタクシーのように停めて乗ることに。赤と青の車体があるので、どちらが来るのかはお楽しみにしました。

お!来ました来ました~私たちはブルーの車体。手を挙げて乗り込むと、木枠で出来たベンチシートが横に並んでいます。四方はビニール製の窓なので、前後左右どちらからも景色を眺めることができる構造。時速20km程度でゆっくりとした走行で、最終地点の大湯沼の天然足湯まで乗車しました。下車後は看板に沿って遊歩道を歩きます。

木製の橋を渡り、森林の中を歩くとほんのり硫黄の香りもしてきました。足湯に到着。川なのに水が白濁しています。ここは川の水と硫黄泉が混ざり合った天然の足湯です。その日の川の水量などで温度も変わる、他にはない足湯。私たちの時には丁度良いお湯加減、川湯加減、でした。子供たちも「川なのにあったかい」と大はしゃぎです。10分ほど満喫した後に、大湯沼まで歩いていきました。

突然目の前に大きな湖が現れました。凄い!湖から湯気が出ている!ボコボコと煮だっている場所もある!

小学生の子供たちも凄い!の一言。ここは周囲1㎞ほどある湖で、周りは山に囲まれています。その山も木々の生い茂っている場所もあれば岩肌がむき出しになっている場所もある、他の湖にはない景色。先ほど入った足湯は、この大湯沼から流れ出た硫黄泉と川の水が混ざり合って適温になっているそうです。「ここは地面のずっとずっと深い所からの熱で温められているんだよ。地球の深い所はとっても熱いんだよ」知識の乏しい私なりに子供に説明。

五年生になると宿泊学習で火山科学館に行く予定なので、その時にこの場所を思い出してくれたらいいな、と思いました。

ワクワク

地下のマグマが今も活動しており、その熱と硫黄泉が、大昔に噴火した火山口に湧き上がっているそうですよ。この話を聞いただけでも、どんな光景なのか気になりますでしょ。行ってみて~

大湯沼と地獄谷はセットで行くのがオススメ

地獄谷とその周囲一帯の地域は、火山が噴火した後に形成された景勝地らしく、今ももくもくと噴煙が上がっています。この地獄谷が噴火の跡地かと思うとちょっと怖いです。

また、大湯沼や奥の湯は日本国内でも非常に珍しい、温泉が吹き上がる湖沼みたいで!温泉の湖って珍しいですよね

大湯沼近くの地獄谷へも行った

大湯沼からわりとちかい登別地獄谷は施設が整備されています。

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