奥の湯|登別温泉の源泉
奥の湯は、大湯沼と同様に日和山の爆裂火口跡の一部で「ふき」という円錐形の沼底から灰黒色の硫黄泉が激しく噴出しています。沼の表面温度は約75℃~85℃と高く、特に沼の手前と中央付近の噴出が激しく、煮えたぎる湯釜のようにも見えます。
名称
奥の湯 | 登別温泉の源泉
所在地
〒059-0551 北海道登別市登別温泉町
URL

奥の湯の凄さを感じた

大湯沼の奥にある一回り小さな沼で、周囲は柵で囲まれ沼は乳白色に濁っています。沼の底からブクブクと泡と一緒に温泉のような泥が湧き出ていて、自然を間近で見ることができました。大湯沼を見た後に、奥の湯を見ると、少し小さいな、と思いました。

奥の湯の色が綺麗でした

奥の湯はただの温泉の沼かと思い行ってみたところ意外にも綺麗な色をしていました。水色というのかグレー水色というのか

散歩がてら奥の湯に行こう

散歩がてら散策路を歩いていくには地獄谷から出発します。地獄谷は近隣の温泉ホテルに宿泊していれば徒歩で行ける距離にありますし、車で来た方は駐車場に車を停められます。地獄谷駐車場は有料で1日料金として500円かかります。地獄谷に行くと案内板があり、大湯沼川探勝歩道を通って奥の湯に行くコースが一目見てわかるようになっています。地獄谷→大湯沼展望台→奥の湯→大湯沼→大湯沼川天然足湯で、1.4km。遊歩道だけでは、片道50分ほど。写真を撮ったり、足湯もする場合、往復で2~3時間ほどかかります。大沼湯駐車場まではトイレがありませんので、出発前には必ずトイレを済ませておきましょう。この大湯沼川探勝歩道は、歩道と書いてありますが実際には山道のような若干険しい道。膝の悪い方やご高齢の方には少々歩くのが難しいかもしれません。ぬかるみなども多いので、歩きやすいハイキング用の靴に履き替えていくことをお勧めします。早速地獄谷を出発して15分ほど歩くと日和山大沼湯展望台があります。そちらからは大沼湯全体を見ることができます。もう少し奥に進むと、奥の湯があります。

早速奥の湯に行ってみよう

奥の湯に行くには、徒歩で散策路を歩くコースと車で行く方法があります。

沸騰した鍋のお湯状態

奥の湯からボコッボコッと沼底から何かがが湧き出ています。まさに地獄釜!奥の湯は大湯沼より小さいですが、噴出が激しく見ごたえのある観光スポットです。

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