奥の湯|登別温泉の源泉
奥の湯は、大湯沼と同様に日和山の爆裂火口跡の一部で「ふき」という円錐形の沼底から灰黒色の硫黄泉が激しく噴出しています。沼の表面温度は約75℃~85℃と高く、特に沼の手前と中央付近の噴出が激しく、煮えたぎる湯釜のようにも見えます。
名称
奥の湯 | 登別温泉の源泉
所在地
〒059-0551 北海道登別市登別温泉町
URL

目の前でぐつぐつと煮えたぎる奥の湯

登別温泉街から、車がやっとすれ違える程度の細いアップダウンの山道を(車で)約7~8分すすむと、大湯沼駐車場があります。こちらの駐車場は朝8時から午後5時30分頃までやっているのですが、その時間以外は無料駐車場になっています。ゲートなどもないので自由に出入りが可能です。私は7時頃にこちらの駐車場を利用して奥の湯を堪能しました。誰もいない奥の湯は、目の前でぐつぐつと煮えたぎる音と、周囲の静けさで地球の凄さを感じました。

大湯沼の反対側に位置する奥の湯

規模は小さめですが周辺が山なので野生のシカに遭遇することができます。運よく私は見ることができて感激でした。

奥の湯は迫力がある

奥の湯の規模はだいぶ小さいですが、湯の温度が大湯沼より高いので煮えたぎっている迫力はこちらの方が上だな、と思いました。タッタラ火山の爆裂火口跡の一部でふきという円錐形の沼底から約75度〜85度で灰黒色の硫黄泉が噴出しています。池の端には湯の華のような灰白色の泥が溜まっていて、泥パックに使えたらお肌がツルツルになりそうだな、と思いました。

車で行きました

地獄谷から歩いても行けますが、かなり距離がありますので、車で行きました。地獄谷の駐車場で500円の料金を支払うと、大湯沼駐車場も共通となっていて、駐車券を見せると追加料金はとられません。駐車場からは大湯沼や奥の湯、足湯などに手軽に行くことができます。大湯沼駐車場に行くまでの道はグネグネと曲がりくねっているので注意が必要です。観光バスが通ることができないので、観光客も少なく、穴場スポットだと思います。

奥の湯を登別てきに言うと地獄釜

地獄谷とは違った地獄的に表現すると地獄窯でしょうか。池の底からグツグツと音を立てて煮えたぎっている様子は圧巻です。湯気ももくもくと登っていて、硫黄臭も地獄谷よりも強く感じます。私は地獄谷よりすごさを感じました。地獄谷でみなさん帰ってしまうのか観光客は少なめです。散策路を使って歩いていくと片道50分ほどかかります。それでも周囲の景色を見ながらゆっくり散歩するのは心地よく、ここまで来てよかったと満足しました。

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