当麻鐘乳洞|全長135mのスケール
1億5000万年前のジュラ紀からカルスト台地の石灰岩を水が浸食して築き上げた鍾乳洞、当麻鍾乳洞の紹介です。鍾乳洞は小さいながらも、不純物が少ないために結晶度が極めて良い状態の鍾乳石です。
昭和32年に発見された当麻鐘乳洞は、全長135mのスケールを誇ります。はるか1億5千万年前のジュラ紀から、気の遠くなるような時間をかけて地下水の溶触作用が作り上げた石灰洞窟で、学術的にきわめて重要な鍾乳洞として知られています。
昭和36年北海道天然記念物に指定されいます。当麻鐘乳洞周辺の森林を活かして鐘乳洞グリーンパークとして遊歩道などが整備されています。観光洞窟として見学が可能。
二又山(ふたまたやま)の方から現れ、魔神を退治した当麻地区の守り神である2頭の龍が潜む所場所という「蟠龍伝説」(ばんりゅうでんせつ)も残される洞窟で、龍が2頭横たわっているような鍾乳洞ということで発見当初は「えぞ蟠龍洞」と呼ばれていました。見学できるのは例年、5月から10月までの6ヶ月間。
- 名称
- 当麻鐘乳洞|全長135mのスケール
- 所在地
- 〒078-1341 北海道上川郡当麻町開明4区
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