クッチャロ湖|日本最北端のラムサール条約登録湿地

クッチャロ湖

クッチャロ湖は、北海道北部、宗谷総合振興局管内枝幸郡浜頓別町に存在する周囲約27 kmの汽水湖です。弟子屈町にある屈斜路湖とは別になります。中島または「だいどうの森」と呼ばれる半島に分断された、北西側の小沼と南東側の大沼の2つの湖盆からなります。
湖沼の中では礼文島にある久種湖に続いて日本で北から2番目に位置します。湖の南岸は泥炭地が広がり、ヨシやスゲ、ミズゴケの生える湿原となっています。小沼北岸からポン沼にかけてはアカエゾマツ林が見られ、海岸の砂州には砂丘や浜堤列が発達し、100種以上の北方植物・湿性植物が群生するベニヤ原生花園があります。
日本最大のコハクチョウの中継地で、毎年2万羽ほどが飛来するほか、ヒドリガモ、オナガガモなどカモ類が多く飛来します。

クッチャロ湖

名称
クッチャロ湖
所在地
〒097-0027 北海道稚内市富士見4丁目1487

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